漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
35歳 女性
チョコレート嚢腫があり、子宮内膜症もあるため妊娠することが難しいと言われて、漢方で体質を変えていきたいと来店されました。
卵巣の中に5cmほどの嚢腫があるそうです。
生理の時は黒い塊、黒い色の出血が多く、圧迫される痛みがあるそうです。
胃腸も弱く、すぐに胃もたれを起こしたり、下痢するそうです。
目眩、ふらつきもよく起きるそうです。
余裕がなくてイライラすることが多いそうです。
お腹を触ると冷たくなっていることが多いそうです。
中国医学的に『脾腎陽虚』、『肝鬱血瘀』の状態と考えられます。
その為、胃腸を強化して血の巡りを良くしていく漢方をお渡ししました。
1ヶ月、2ヶ月と続けて頂いて、身体の疲れがマシになってこられました。
また、生理の色が赤い色で塊も減ってこられました。
3ヶ月ほどしてチョコレート嚢腫が5cmから3cmに小さくなってきていると言う報告を受けました。
5ヶ月目に陽性反応が出ましたという報告を受けました。
今は体調の維持とつわりを緩和していくものに切り替えてお渡ししております。
子宮筋腫やチョコレート嚢腫、子宮内膜症、生理痛は病名は違うのですが、中国医学では子宮内の血流が悪いためなりやすい病気のひとつです。
原因は同じため、治療方法も同じで子宮内環境を良くしていくことで子宮内膜症やチョコレート嚢腫、子宮筋腫、生理痛も同時に良くなる方もいらっしゃいます。
もちろん、個人差はありますが多くの方は良くなられます。
一人一人体質や自覚症状が違うため、必要となるものが違ってきます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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